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Room's Story

第1章:部屋

「アモイストリート、ライオンシティの中心部、雑踏の音が吠える。」

 

道に沿って私は歩いている。

ふと見上げると、とある所で巧みな手一対、それと同じぐらい器用な手一対、二人が肩を並べて良い仕事をしている。

忙しなく吠える周辺と比べたら妙に平和に感じられる。

その場所に惹かれ足を止めた。

 

吸い込まれるように中に入ると満開に咲いた花の鮮やかさが目に入り、

次にハーブティーの癒しの香りに魅入られ…

いつの間にか、外の雑音が聞こえなくなっていた。

代わりに静かな旋律が部屋の中で響いている。

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「いらっしゃいませ」

 

2人の声が協和した。

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